「保育園落ちた、日本死ね!」のブログの反響で
保育所を増やすとか、保育士を確保するとか、
ママたちが働くとかいう議論は起こる。
…
「死ね!」という言葉遣いがダメとか
署名活動した人が原発反対運動にも参加していたとか
そんな本筋からズレていることまでも。
けれど、私が何となく違和感を感じていたのは
そこに「子どもの育ち」について語られていないこと。
保育園は子どもが過ごす場所だ。
子どもが育つ場所だ。
預けりゃいいってもんじゃないんだ。
保育士も経験を積まないとスキルアップは難しい。
だからこそ、待遇改善を求めること大切。
ただ、求めるからには、保育士もそれなりの努力が必要。
まずは、自分たちの園内で解決できることは話し合っていく。
不満ばかりではなく、どうしたらいいのか。
そして、経営者はもっと職員の意見に耳を傾けてほしい。
発言できる空気に変えてほしい。
まずは、そこから。
でも、そこが一番難しいのかも。
保育の仕事は未来の大人を育てるために、社会に種まきをする仕事なのだから。