2017.7.1  キャリア教育フォーラムの分科会でプレゼンしました

今日は福岡市中央区の舞鶴小中学校(一貫校)で、「キャリア教育フォーラム」なるものが開催されました。

私はその分科会の1コマで就学前基礎教育プログラムについてプレゼンする時間をいただきました。

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「就学前基礎教育プログラム」とは、
小学校に上がる前までに身につけておいて欲しい意欲や態度を引き出す教育方法(保育者のかかわりかた)です。普段、学生の就職支援をしていて自分で活動できない学生に「社会人基礎力」の不足を感じていました。

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経済産業省が示す、社会人基礎力3つの能力・12の能力要素を初めて見た時、これってどこかで見たような・・・と考えました。

そうそう、保育所保育指針や幼稚園教育要領だ、あれにも、生きる力の基礎と培うなんていって社会人基礎力と同様の力を育むとされているのだと思い出した時、社会人基礎力の不足って、就学前の保育(教育)の成果が出てないってことやないかー!!と腑に落ちるのと同時に愕然としたのを覚えています。

子どもは訓練すれば多少難しいことでもできます。
しかし、それが発達に見合っていない時、年齢にふさわしい経験ができないまま、本来身につくはずのものが身につかず、課題が積み残しになります。

就学前基礎教育プログラムは、対話と子どもの働きかけを柱に幼児期に本来身につけるべき意欲や態度を伸ばす保育プログラムです。
そのためには保育者の仕掛けや子どもへの意図的はたらきかけが必要です。保育者の力量が問われますし、保育の醍醐味が味わえるプログラムでもあります。

なので、スキルアップして子どもを見る目を肥やしながら子どもの可愛い姿を見逃さない⇒やりがいある保育ができるひいては、保育者の離職防止につながると思っています。

体験ではどこのお家にもある食器やキッチン用品を使って名称・用途・素材・組み合わせ・仲間集め等行いました。
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体験者の中に、午後の部で基調講演をされた経済産業省 経済産業政策局 産業人材政策室
室長補佐の橋本賢二さんもいらっしゃいました。

・・・名刺交換の前だったのでどなたか存じ上げす、思い切り子どもに話しかけるみたいに「さあ、これは何ていう名前か知ってるかな~?」なんて何度も、何度も、当てて答えさせてしまいました(^_^;)。